その剣に花束を


4 寄り道



 船の一件から、三日が経った昼。
 アリエーフはシャリの案内で――なぜかアリエーフが申し出たら激しい勢いで却下された――、西へ続く街道を歩いていた。なぜか見覚えがあるような気がしなくもない……町と町をつなぐ街道。のはずなのだが、あまり使われていないらしい。敷石が微妙にずれたり、ところどころ外れていたりする。
 別に徒歩だから構わないが、馬車だったら確実に横転するのではないだろうか……

「そう、呑み込みが早いね。つまり火の精霊を呼び出すには、あらぶる魂が必要なんだよ。だから人それぞれに得意な属性っていうのがあって、全ての属性を極められる人はごくわずか。偉大なソウルを持つ君なら、話は別だけどね……」
 シャリは講釈しながら、熱心に見つめてくる。
 アリエーフはにこっとして勢いよく手を上げた。
「先生、質問です!」
「はい、アリエーフ君」
 シャリも楽しそうにアリエーフを指差す。いつの間にか手には教鞭が握られていた。……用意のいい奴。
「先生は、どうなんですか? 全ての属性を?」
「いい質問だね」
 シャリはアリエーフの下心に気づいたのか否か、ニコニコして言葉を継いだ。
「でも、僕の正体を探ろうとしても無駄だよ」
 アリエーフは大きく舌打ちして、憤然と腕組みした。
「だって、あなたは私のこと色々知ってるのに、私はあなたのことなーんにも、これっぽっちだって知らないんだもん。ねぇ、ちょっと不公平だよね? そう思うよね?」
 シャリは歩みを止めて、「これだから素人は困るなぁ」などと肩をすくめた。
 アリエーフも立ち止まると、苛立ちを含んだ声で、
「あのね、はぐらかさないでよ!」
 と叫ぶ。シャリは秘め事をするように唇に指を押し当て、口元だけで笑った。
「例えばアリエーフは、僕のどんなことが聞きたいの? あ、スリーサイズはヒ・ミ・ツ☆ だからね」
「聞かないよ!」
 即答した。
 だがシャリは、答えを求めるように視線を外してくれない。アリエーフは仕方なく口を開いた。
「例えば、家族のこととか、生い立ちとか、好きな人のこととか……」
「家族? いないよ、そんなの」
 シャリは普段と変わらない口調で答えた。
「あっ、……ごめん」
 アリエーフが少し顔を伏せると、シャリのひそやかな笑い声が聞こえてきた。
 顔を上げると、ちょうど視線が交わる。アリエーフは胸にしこりを感じ、すぐに目を逸らして歩みを再開した。
「……ねぇ、アリエーフ」
 振り返ると、シャリが胸に手をあてて、無表情にこちらを見ていた。
「痛い? 分かるよ。君の痛みが……でも、どうして僕には感じられないんだろうね。痛みも、癒される喜びも、僕には縁のないもの」
 アリエーフは理解を拒むように頭を振った。
「どうして? 何かの病気?」
「僕の存在そのものが病気だって言ったら、どうする?」
「……だったらシャリを倒して、治さなきゃいけないよ」
 アリエーフはゆっくりと言って、歩み寄った。シャリが夢のように微笑んで、腕を広げる。
「僕を殺してみる? いいよ。僕もそれをお勧めする……君のために」
 アリエーフはすぐ目の前で立ち止まって、ちょうど同じような目線にある彼の顔をじっと見た。
「もしも、私があなたを殺さなきゃならないって言うなら……そんな世界って嘘だよ……」
 沈黙が二人の間に横たわった。
(私、らしくないな……どうして、こんな……)
 シャリは腕を下ろして、満面の笑みを浮かべる。
「じゃ、『馬鹿でも分かるシャリ先生の魔法教室』を終わるよん」
「馬鹿って、」
 アリエーフは突っ込もうとして、やめた。前髪をかきあげて、目を閉じる。
「ねぇ、シャリって、どこまで本気なの?」
「全部嘘だったり」
「ふざけやがってこのガキ……」
 アリエーフは毒づいて、さっさと歩き出した。
「ごっめーん。だってあまりにもアリエーフが……」
 小走りに近づいてきて隣に立ったシャリが、ふと何かに気を取られたように、顔を上向けた。
 彼はそのまま足も止めて、耳でも澄ますように目を閉じてしまう。
 アリエーフも不思議に思って目を閉じてみるが、取り立てて変わった音など聞こえない。……風に草がそよぐ、さわさわという音が聞こえるだけ。優しい午後。
「ねえ、アリエーフ……そのまま目を閉じていてくれる?」
 アリエーフはとたんにドキッとして、「え、何で?」と聞き返していた。
(シャリったら、どうしたんだろう。いきなりこんなこと言い出すなんて。まさか……)
 アリエーフは自分の跳ねる鼓動を抑えようと胸に手をあてて、待った。
 ……
 ……しびれを切らして目を開けると、どこまでも続く草原と街道が広がっている。誰の姿もない。さっきまで生意気なことばかりほざいていた少年すら、いない。
(……)
 アリエーフは思わず手の平をグーにして、うつむいた。沸々と怒りがこみ上げてくる。
「アイツ……! 殺す! 出て来い! シャリ!」
 しかし返ってくるのは風の音だけ。
 アリエーフは思わず、ぷるぷると震えて、下を向いた。
 と――、道端に何か落ちている。
 アリエーフは強い確信を持ってかがむと、それを拾い上げた。
『悪いんだけど、どっかその辺で待っててくれる? 僕用事ができちゃった。じゃね、愛してるよん。シャリ』
 アリエーフは最後まで読み終わった瞬間、その紙をびりびりに破いて捨てた。




 夜になっても、シャリは帰ってこなかった。火を起こして座ったアリエーフは、小さく息を落とす。
 お腹からかわいそうな音が鳴った。
「先に行っちゃおうかな。よく考えてみれば、待ってる必要なんてないし。とんずらできるいいチャンスかも」
 アリエーフは何となくつぶやいて、お腹をさすった。
「……でもいいよ。とりあえず、あの月がもちょっと動くまでは、ご飯食べるの待っててあげる」
 月を見上げて、ふっと息を吐く。
 アリエーフは手持ち無沙汰で、鞄を引き寄せると中身を探った。いつかもらった短剣を取り出す。
「この短剣、使い道あるのかな」
 アリエーフはしばらく手の中でそれをいじくって、放り投げた。大きく体を伸ばす。
「……あーあ。こうやってのんびりしてると、追われる身だってことも忘れちゃうよね」
 一人ごちる。
 とその時、突然声がかかった。
「それは良かったわね」
 アリエーフは仰け反って振り返り、信じられないものを見つける。
「あなたたちはいつぞやの――
「そうよ。この間は世話になっ――
「三バカトリオ!」
「違うわボケ! ミリアムよミリアム! こっちはガリラヤ、んでレオン!」
 今日のミリアムは、ボンテージファッションに身を包んでいた。灰色の髪の――レオンは、また灰色のローブを着ている。ガリラヤはなぜか肩を落とし、意気消沈した様子で一番後ろに立っていた。
 アリエーフはそれを見るやいなや、口元に手をやる。とどめに、あからさまに意外そうな表情をしてやった。
「まぁっ! わたし、てっきり死んだと思っておりましたですわ。うるうる」
 ミリアムの整った眉がピクリと動く。だが彼女はすぐに余裕の表情を取り戻して、その場に仁王立ちした。
「時間稼ぎのつもり? だけど、私たちもこの任務にそう、時間をかけてはいられないの。無駄よ」
 アリエーフは目線を逸らしてそっぽを向いた。
「まぁ、」
 ミリアムは挑戦的に笑って、一歩前に出る。
「もっとも、あのシャリとかいうぼうやには、見捨てられてしまったようだけどね? 子猫ちゃん」
 アリエーフはあっさりうなずいた。
「かもね。だから何だって言うの? 私にしてみれば、最初に戻っただけ」
「減らず口を」
 ミリアムがさらに一歩、近づいてくる。アリエーフは同じ分だけ下がった。
(ちょっと、マズイかな……)
 頬を嫌な汗が伝う。
「アリエーフ・イーリア。あなたの落ちこぼれ人生も、ここでようやく打ち止め。よかったじゃない」
 不意にかけられた言葉。
 アリエーフの心に宿る炎が、ひときわ強く燃え上がった。
 じっとうつむいた末、歯の間からきしむように声をもらす。
「……そうやって、皆が私を馬鹿にする」
 アリエーフは怒りのあまり、唇に歯を立てた。
 思えばいいことなんて、一つもなかった。全てこの、不運のせいで。
 アリエーフは無理やり笑顔を浮かべて、両腕を広げた。
「落ちこぼれ? 能無し? ……運が悪いのは、私のせいなんかじゃないのに」
「運と一緒に、男も逃げてったってわけ?」
 揶揄するように、ミリアムが笑った。その手にはナイフが握られている。
 アリエーフは腕を下ろすと、吐き捨てるように言った。
「……愛は裏切る。信頼は私をすり抜ける。一時とはいえ、忘れていたのが嘘のよう」
 そう、人は信じられないもの。忘れるところだった。忘れれば、血の制裁が待っている。
「他に言い残すことはあって?」
 ミリアムが唇の端を笑みのように歪めて、腕を振り上げた。
 避けられない――
(どうせ死ぬなら、世界を呪って死んでやる……!)
 アリエーフは動かない。冷ややかな視線を送って、小さく笑い声を上げた。
「じゃ、伝えてよ。総帥に。クソ野郎って」
「死ね!」
 アリエーフは目をつむった。



 ――金属がはじけるような、高い音が響く。
 アリエーフが恐る恐る目を開けると、ミリアムが苦渋に満ちた顔で尻もちをついていた。
(いったい、何が起きて……)
 驚愕に目を見開き、――とその時、アリエーフは気配を感じて振り向いた。
 ……立っていたのは男だった。
 長身の男性。金色の髪と、青い瞳……アリエーフの父親を名乗る男が。
「久しいな、我が娘よ」
 アリエーフは、言葉も返せずによろめいた。
「どうして、こんなところに……」
「今、お主に死なれては大事。我と、我の未来のためにはお主が必要だ……」
 アリエーフは狼狽もあらわに首を振る。
「訳の分からないことを言わないでよ! 私の父親だって言うなら、私に分かるように話して!」
 父……ディーヴァは神経質そうな顔をしかめて、顎に手をやった。
「言葉も満足に通らぬ、か……お前を眠らせてから、ずいぶんと時が経ったものだ」
 アリエーフは後ずさりした。
「時!? 時って、どういうこと……」
「おかしいと思わなかったのか? 我が死したのは、遥か昔のこと。お主の年はまだ成人に満たぬ」
 アリエーフは不意に興味を覚えて立ち止まった。
(私は、私がどうやって生まれたのかを知らない……)
 少し睨むように、剣呑なものを込めて自称父親を見遣る。 
 すると彼は大きく笑った。
「お主が生まれた後すぐに、あの狼藉者……暗殺者が寝所に入った。我はお前を封印し、その後に奴の手にかかった……」
 アリエーフは油断なく「封印?」と聞き返した。
「そう。封印よ。幼いお主を守るために、我は全魔力を注ぎ込んでお主を封印した。お主の放つ強大な魔力を敵から隠すために」
 あまりの内容に、意識が飛びそうになる。
(じゃあ、じゃあ――私は本当にこの男の、)
 その後を考える前に、アリエーフは反論していた。
「だって、私は、捨て子だったんだよ!? 封印なんて、そんなたいそれたことは――
「何者かが、お主の封印を解いたのだろう。我は、そこまで知らぬ」
 ディーヴァが腕を差し出してくる。
 アリエーフの体に怖気が走った。
「さぁ、我が娘、アリエーフよ……我と共に来るがいい」
「嫌……嫌だよ!」
 反射的に大きな声を上げると、ディーヴァが体を揺らして笑う。
「我に逆らうか……姫はご機嫌ななめのようだ」
 アリエーフが答えようとする前に、ディーヴァは不愉快そうな顔でミリアムたちを一瞥した。
「我が娘の機嫌を損ねた愚か者。血祭りにあげてくれるわ。さぁ、姫のために血の宴を催そうではないか!」
 彼がそう宣言したと思ったその時、後ずさりしようとしていたミリアムが喉をかいてもがきだした。しかしそれも刹那。次の瞬間、彼女は糸の切れた人形のように倒れ込む。それを見て駆け寄ろうとした他の二人も、苦しげに喉をかきむしり、その後に――倒れ伏した。
 アリエーフは口元を押さえ、よろめくように下がる。
「何て圧倒的な――
 アリエーフの声を遮って、ミリアムが大儀そうに口を開いた。
「く……こんな、ことをしたって……」
 彼女は気丈に微笑む。
「無駄よ……どうせ、そのうち王国の騎士たちや、総帥直属の刺客がやってくる……いくらあなたたちが強くたって、四六時中ついているわけには行かない……殺されるのは、時間の問題よ!」
「黙れ!」
 ディーヴァの姿が掻き消え、一瞬のうちにミリアムの前へと姿を現す。そしてアリエーフの父と名乗る男は、ミリアムのみぞおち辺りを思いっきり蹴りつけた。
 ミリアムはせき込んで、転がった。
 アリエーフは何か声を上げようとしたが、掠れた呻き声がもれるばかりで喉が使い物にならない。
「最初の犠牲はお主だ。最後まで闇の中で、死ぬがいい……」
――やめてよ!」
 ようやく声を取り戻す。アリエーフは、ディーヴァを冷えた目で見た。
「私の目の前で、何をするの? やめて。私の見てないところでやって」
「ほう?」
 心なしか目を光らせて、ディーヴァが振り返る。
「ずいぶんと、我が娘らしい言葉を吐くようになったな、アリエーフ」
「ありがとう」
 アリエーフは礼を言って、無理やり唇をひん曲げた。
「じゃあ分かったよね。父親の保護なんて今さら、いらない」
「全てを拒絶し、その上に何を望む? お前の行かんとする道は、血塗られた道ぞ」
 アリエーフは胸をかき乱されて、身を乗り出した。
「拒絶なんてしてない。ただ……」
「都合が悪くなれば、他人のせいにするか?」
「そんなんじゃない」
「否定、否定するだけが能か。我は知っている。お主は怖いのだろう? 人を愛することが」
「違う!」
 アリエーフは思わず叫んでいた。
 ディーヴァが、我が意を得たりと言った風に笑みをもらす。
「不幸な娘よ! 我が言葉に翻弄されるほど、その心は闇に染まったか! お主は、その心の弱さゆえに滅びるのだ! 永遠にな……」
 ディーヴァは何を思ったか、アリエーフの方に近づいてきた。
 アリエーフは肌をぴりぴりと刺激する威圧感にほぞを噛み、少しだけ後ろに下がった。
 とその瞬間、ディーヴァの姿が闇に呑まれる。そしてたじろぐ暇さえなく、気がつくと目前にディーヴァの、歪んだ笑みがあった。
「我がなぜ、お主を殺すのか教えてやろう。その卑屈さが、我を死に至らしめたシャロームに瓜二つだからだ。憎い、憎いぞシャロームめ……我が喉元に剣を打ち込みしは、お主のように臆病な男であった!」
 息が詰まる。喉に信じられない痛みがかかり、アリエーフは抜け出そうともがく。
 だがますます喉を締め付けられ、ついにアリエーフは涙をこぼした。
「憎い、憎いぞ生ある者よ……破壊の力を持って、全てを無に帰してやる!」
(悔しい……こんなところで……こんな、男に!)
 アリエーフは覚悟を決めて、目をぎゅっとつむった。

 ―お、……―前は――
(声……? だめ、耳が聞こえな――

 突然、喉の痛みが消える。アリエーフはたまらず地面に膝をつき、こみ上げる咳に身を折った。そうしながらも、何が起こったのかが気にかかる。アリエーフは何度も深呼吸して、ようやく息を整えた。
 ――そして目に飛び込んできたのは、思っても見なかった光景。
 シャリとディーヴァが、真っ向から睨み合っている。シャリの顔はアルカイック・スマイルだが、アリエーフと話す時にはない、険しいものを含んでいる。
 ディーヴァの方はと言えば、忌々しげにシャリを見ていた。
 シャリがこっちをちらりと見る。アリエーフは視線を返すので精一杯だった。だけどシャリにはそれでも通じたのか否か、どことなく雰囲気が和らぐ。
 彼は悪戯っぽい笑みを、その顔に乗せた。
「ま、そこの三人も、お父さんもさ。アリエーフも許すって言ってるし、今日のところは僕に免じて、退いてくれないかな?」
 レオンと無口な……ガリラヤは、それを聞いたとたんに、気絶したミリアムを抱きかかえてじりじりと後ずさりした。シャリが無造作に腕を振ると、さっさと背を向け、走り去って行く。
 ディーヴァはそれを口惜しそうに見ていた。だが、アリエーフと目が合うと、小さく唇を笑みの形に歪めて腕を一振りする。
「お主の体は我のものだ。忘れるでないぞ……」
 それっきり、彼の姿は虚空に消えた。

(終わっ……た?)
 アリエーフが安堵に呆けていると、シャリがため息をこぼして近づいてくる。
 彼は側まで来ると足を止めた。
「まったく、これだから困るよね、亡霊って。ホント気まぐれなんだから」
 アリエーフは我に返って、口を開く。
「……シャリ、どこに行ってたの?」
「必要なものを取りに行ってたんだ」
 アリエーフはシャリを凝視した。彼の周りに、どこか暗い空気がまとわりついている。アリエーフはシャリに習って、それは怨嗟の念が視認できる形になったものだと知っていた。
「嘘」
 アリエーフはだが、一言だけつぶやく。
 シャリが儚げな微笑みを浮かべて、首を横に振った。
「本当だよ。ぶん取って来たってだけ」
「嘘つき」
 おかしそうに笑って、シャリは言葉をつむぐ。
「隠し事と嘘は、違うものだよ。それに、君にも秘密の一つや二つ、あるでしょ?」
 秘密めいて言うシャリに、アリエーフは納得できないと首を振った。
「分からないよ、それだけじゃ」
「旅の終わりに、この言葉の意味も分かるよ……きっとね」
 シャリは今にも消えそうな笑みで、それだけ言うと顔を伏せた。
(……私は、別に構わない。シャリが何者だって)
 それを見たアリエーフは無理やり自分を納得させると、大きく肩をすくめた。
「ご飯食べよ。あなたのために待っててあげたんだから、今日は何か面白い話でもしてよね。魔法の講釈なんて、退屈なのはいいから」
「分かった。……アリエーフ」

(愛なんて、存在しないよ。私は知ってる。知らなくちゃならなかった……だから今さらなんだよ。全て、今さら)

 夜は、更けて行く。



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 クオリティを上げたい……ディーヴァはもうちょっと、アンゴルモア大王みたく恐怖的にしたいです。

 ※こちらの背景画像は、
NANOMEMOの珠越さまよりいただきました。謝々!